米津玄師のライブに行ってきた
米津玄師2023 TOUR / 空想
横浜アリーナ 6/29(木)
⚠︎以下ネタバレ⚠︎
アンタdioramaの曲ゴーゴー幽霊船以外も覚えてたんか
4:vivi
大昔のオタクたちがこぞって推しカプに歌詞当て嵌めて絶叫していた思い出が蘇って良かった(良かったの?)。
さよならだけが僕らの愛なんだよな。
ていうかviviの枠は日替わりで別日だと「街」だったらしくてガチで大声出た ズルだろ dioramaとかいう神のアルバムがよ
ガチで恋と病熱の素振りすぎて震えてる。本当は恋と病熱も覚えてるけどわざと歌わずに温めてるな?頼むわ よろしく
9:LOSER
10:Nighthawks
11:ひまわり
12:ゴーゴー幽霊船
13:KICK BACK
脳がちぎれる
Nighthawksとひまわりハチャメチャに聴きたかったから連続で来て脳ちょちょ切れたね。
脳めちゃくちゃになるブロック楽しすぎて、こういうのでいいんだよこういうのでモード突入。
以下楽曲ごと個別に。
9:LOSER
このブロック入る直前のMCで米津がマインスイーパーにハマりすぎて諸々の納期が間に合わない話してて、あ、米津も人間なんだな…って感じられてよかった。ずっと音楽モンスターだと思ってたから人間味あるところ垣間見ると嬉しいよね。
しかもマインスイーパーやりすぎて曲作り滞ってる話から「もういつもどおりの通り独り…いつもどおりの通り独りってかんじでね いつもどおりの通り独りって歌詞の曲歌います!!!!」つってLOSER歌い始めたの面白すぎて笑ってしまった このMC全部LOSERへのフリだったのかよ
10:Nighthawks
Nighthawksガチで好きすぎるんで好きポイント述べる。
イントロ
あの日 眠れずに眺めてた螺旋のフィラメント
退屈な映画のワンカット 半開きのドア
もしも このまんま明日が来ないならどうしようか?朝が来て全部終わってたら 僕はどこへ行こう
最後
あの日 眠れずに眺めてた螺旋のフィラメント
退屈な映画のワンカット 半開きのドア
もしも このまんま明日が来ないならどうしようか?それなら笑って過ごしたい 君に会いに行こう
これ、
・斜体の部分は同じ歌詞だけど違う音程で歌っている
・太字の部分だけ歌詞が変わっている
のが好きすぎる。
太字の部分の歌詞がまるっと変わっているおかげで、斜体の部分の歌詞も違う意味なのでは?と捉えるヒントになっている構造が本当に美しい。
斜体の部分は最初と最後で全く音程が違うから同じ歌詞でも全然異なる印象に聞こえるんだけど、太字の部分の歌詞変でその違いを決定付けているのがめちゃくちゃ気持ち良くて好きなんだあ…。
Nighthawksに限らず、同じ歌詞が2回目に出てきた時に違う意味になる曲が好きすぎるので(BUMPのギルド、ヨルシカの風を食むetc…)、空想ツアーで咀嚼できてよかったです。
てか結構ちょくちょく歌ってるけど本当ライブやるたび毎回歌っていいよ
11:ひまわり
これもう3年近く言い続けてるけど、2:44からの音の広がりヤバない?
ライブの爆音・音響でこの音に包まれるってワケ
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目を閉じた
ひまわり畑の中心にいた
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米津のひまわり解釈すきだなあ。憧憬って美しいだけじゃなくて妬み嫉み悔しさ泥臭さが本質だよね。それを日陰に咲いたひまわりで表現するの上手え〜
がなり声も歌詞と音に合っててめちゃくちゃ良い。ライブだと一層気合い入ってて化ける。
(あと何かYANKEEあたりの曲っぽい気する。しない?)
12:ゴーゴー幽霊船
たしかに「あ〜んまりな嘘とぉ↑しるのさァ〜〜〜〜」のところの米津の声オバケっぽいよね
13:KICK BACK
やっぱ米津玄師の悪魔じゃん
(以下、飛ばしてた曲にもコメント)
1:カムパネルラ
ライブタイトル「空想」で
初手「カムパネルラ」、
"""""正解"""""すぎるな。
5:優しい人
めちゃくちゃ好き
6:Décolleté
モニター映像がいちばんよかった
横顔にも壺にも見えるみたいな騙し絵あるじゃないですか、あれのめちゃくちゃエッチなバージョンみたいなかんじでした
7:Lemon
横顔ライトで照らして壁に影つくる照明演出めちゃくちゃ良い(毎回恒例っぽい)
21:アイネクライネ
100万回聴いて1000兆回「良いな…」ってなるわ
結局アンセムは良いんだよね 当たり前
22:PLACEBO
好きすぎミュージック
ちゃんと最後の曲への繋ぎにもなってて偉い曲
23:LADY
普通にめちゃくちゃ良くてたまげてしまうナ
ライブタイトル「空想」
今回のライブタイトル「空想」の意味が思った以上に内省的なものだったことに面食らいました。
空想って言うからにはストーリー仕立てだったり、具体的なテーマにハマる曲たちを選ぶのかと思っていたんだけど、そうではなく。
以下、MCの内容をめちゃくちゃ噛み砕いてニュアンスで書いてるので信用しないで欲しいけど、自分はこう咀嚼しましたというメモです。
- なんで音楽活動を続けるんだろう?と疑問に思うことがある。その問いを他者に投げても、しっくりくる答えが返ってこない。
- じゃあそもそも自分の曲作りの源って何だ?って考えた時、それは昔から「空想」することだった。気になったことに没頭して、やらなきゃいけないことを置いてけぼりにするような子どもだった。
- やるべきことを放っておいて、そんなかんじで生きてきたけど、今こうやって沢山の人に自分の音楽を聴いてもらって、貴重な1日をライブに割いてもらって、感謝している。
- 曲作りを始めてから今まで、音楽活動の土台は常に「空想」だった。
- 自分のことを知ってもらいたいというわけではなく、絵画的に曲を作っている。誰がどこで何をどうして、みたいな情景、景色が根底にある。
- だからライブツアータイトルも空想にした。(空想することがなければ、音楽を作ることもなかったし、音楽を聴いてくれる人と今日こうして会うことは無かった。ここで曲を聴いてくれる人たちと情景を、景色を共有したい、という意味だと受け取りました。)
そんなこと言われたら何歌っても満足じゃんね〜?!
その他
・モニターがウルトラでかくてビビった。初手カムパネルラで「あれっ?モニターなくね…?」って思ったら後ろの壁面全体がモニターになっててマジで腰抜けました。もうバカでかい映画ですアレは。劇場版「米津玄師2023 TOUR / 空想」応援上演会in横浜アリーナ。
しかも後方モニターだけじゃなくて天井や床の側面にもモニター付いてて凄いぜ。
・セットがデカすぎる。なんかバカでかいジャングルジムみたいなやつ出てきて米津が頑張って登り降りしててよかった。怖くないんかなアレけっこう高いけど。
・歌唱めっちゃレベルアップしてる!
以前は高音がツラそうな場面が多かったけど、今回はむしろ迫力が増していて凄く良かった。特にM八七とか。
そういえば「恥ずかしくってしょうがねえ」はどこに行ったの???????
〜完〜